残照





梅雨雲を避けて普段より低空を飛ぶ飛行機は色鮮やかに広がる空に包まれました。
沈む太陽を西へと追いかけながら一時間のフライトです。
静かなブルースが流れてきたかと思うと、次の瞬間には情熱のタンゴを舞い始めるように
陽の光に映し出された雲は表情を変えていきました。
ちっぽけなあらそい事や、心の行き違いに一喜一憂する小さな出来事は繰り返し私達を悩ませます。
それでも人々はいつか優しさに出会い、救われていきます。
残照に眼を奪われながらそんなことを想い、感動に涙が溢れました。
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梅雨雲を避けて普段より低空を飛ぶ飛行機は色鮮やかに広がる空に包まれました。
沈む太陽を西へと追いかけながら一時間のフライトです。
静かなブルースが流れてきたかと思うと、次の瞬間には情熱のタンゴを舞い始めるように
陽の光に映し出された雲は表情を変えていきました。
ちっぽけなあらそい事や、心の行き違いに一喜一憂する小さな出来事は繰り返し私達を悩ませます。
それでも人々はいつか優しさに出会い、救われていきます。
残照に眼を奪われながらそんなことを想い、感動に涙が溢れました。
無垢の一枚板を使ったカウンター製作のご注文をいただき、材料の選定のために銘木屋さんに行ってきました。
銘木工場には、床材や床柱または座卓用の原木を加工して出荷するなど、それぞれ専門分野があります。
こちらの工場では座卓やテーブルの天板を主に扱っています。原木の皮をむき、磨き上げて塗装まで一貫して製作する、徳島では有数の工場です。
広大な敷地にはケヤキ、タモなどをはじめウォールナットやチーク、『この〜木なんの木、気になる木』で皆さんご存じのモンキーポットまで十数種の原木が積み上げられています。
「数年に渡って乾燥させながら管理するので、大変な仕事ですよ!」
とおっしゃっていた社長さんは、大きな体で優しい眼をした、不景気風を追い払うような勢いの頼もしい方です。
私も大きな社長に見習って、頑張りますっ!
鳴門市大麻町にある窯元、矢野陶苑さんにお邪魔してきました。
裏山には、徳島の大谷焼窯元では唯一今も使われている登り釜があります。山の傾斜を利用して作られた約20メートルのもの登り釜です。
矢野さんの敷地に入るとすぐに釜から流れてくる焚き木の匂いに包まれました。
昨日から火が入り3日間昼夜を問わず焚き木がくべられます。窯の中の温度が下がる10日後には窯出しが予定されているそうです。
炎が渦巻き揺れる窯の中に、時折うつわの姿が見え隠れします。妖艶なまでの熱の色彩を感じながら夢中になって窯を覗き込むうちに、体ごと吸い込まれそうな感覚に茫然としてしまいました。
大谷焼は野趣豊かです。藍染の染料を入れる甕や水琴屈などで知られていますが、飾らない雰囲気の小さな器など親しみのわくものがたくさんあります。
実は、小さなカップを焼いていただいてます。
今一番のお楽しみ!なんです。